宮崎ブルーベリーの杜

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2026/11/02 20:14 ~ なし

ブルーベリー品種物語|第14話 ダロウ(Darrow)

大きな実がなるとは聞いていたけれど、まさかこんなに収穫しにくくなるとは……。

今回ご紹介するのは、ノーザンハイブッシュの「ダロウ(Darrow)」です。

ダロウは、1965年にアメリカで発表された歴史ある品種。

大粒で、甘味と酸味のバランスがよく、しっかりとした風味を持つ品種として知られています。

そして何より、ダロウは巨大果品種「チャンドラー」の親でもあるのです。

🌱 さて、ダロウの親をたどってみましょう。

ダロウの両親は、

「F-72 × ブルークロップ(Bluecrop)」

という組み合わせです。

ここで登場するブルークロップは、第13話のブルーゴールドの祖先にも登場しましたね。

一方、F-72の両親は、

「ウェアハム(Wareham)× パイオニア(Pioneer)」

パイオニアは、第3話のバークレーにも登場した、初期のブルーベリー育種を支えた品種です。

🫐 そして、ダロウからチャンドラーへ。

ダロウはその後、

「ダロウ × M-23」

という交配から生まれたとされる、巨大果品種チャンドラーの親となります。

ダロウからチャンドラーへと、大粒の魅力が受け継がれているんですね。

🌿 では、宮崎ブルーベリーの杜ではどうでしょう?

当園ではダロウを20本導入し、収穫デビューできたのは9本。

実は、育て方で少し失敗してしまいました。💦

早くお客様に味わっていただきたいと思い、まだ十分に樹が育っていない段階で、ちょっと無理をして実をつけさせてしまったのです。

その結果、樹が弱ってしまい、回復に時間がかかることになりました。

そして、もう一つの誤算がありました。

ダロウの実が、想像以上に大きかったことです! 😅

大粒品種とは知っていたものの、そこまで大きな実になるとは思わず、果実をつけすぎてしまいました。

すると、実が房の中できちきちに詰まってしまい、収穫がとても大変に。

一方、先に紹介した子供のチャンドラーは、当園ではダロウほど果実が窮屈に詰まりませんでした。

同じ大粒品種でも、実のつき方が違うのは面白いですね。

🌱 大粒だからこそ、無理をさせない。

ダロウは、大きな実を楽しめる魅力的な品種です。

でも、その魅力を十分に引き出すには、まず健康な樹を育てることが大切。

来年は樹の状態をよく見ながら、無理のない収穫を目指したいと思います。

次回からは舞台をニュージーランドへ!🇳🇿

プル・ヌイ・レカのNZ三兄弟をご紹介します。

お楽しみに!😊

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※Instagramではチャンドラーを先に紹介しています。HPでは話数順に掲載しています。本文の「来年」は2027年を指します。

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