宮崎ブルーベリーの杜

blog

お知らせ

2026/10/20 21:27 ~ なし

ブルーベリー品種物語|第2話 コリンズ(Collins)

ブルーベリーの共通イメージ

写真:当ホームページ「品種」欄の共通イメージです。品種ごとの写真は順次追加します。

前回ご紹介した、ブルーベリーの歴史を語るうえで欠かせない古い品種、ルーベル(Rubel)。

1910年代に野生のブルーベリーから選抜されたルーベルは、その後のブルーベリー育種に大きな影響を与えました。

ルーベルは、現在でも小粒ながら風味が濃く、加工にも向く代表的な古い品種として知られています。

ルーベルの時代から少し進むと、
ジャージー、スタンレー、ウェイマスなど、さまざまな品種が登場します。

まさに、ブルーベリーの初期育種の時代です。

そして、その中で生まれた品種のひとつが、今回ご紹介するコリンズ(Collins)です。

コリンズは、1959年に発表されたスタンレー × ウェイマスから生まれたノーザンハイブッシュ系の歴史ある品種。

そしてスタンレーには、前回ご紹介したルーベルの血統が受け継がれています。

つまり、

ルーベル
 ↓
スタンレー
 ↓
コリンズ

と、ルーベルから受け継がれてきたものが、コリンズにもつながっているんです。

そしてコリンズでは、ルーベルの時代からさらに一歩進んで、

より大きく、より早く、そして生食でおいしいブルーベリーへ。

コリンズは、大粒で、果実がしっかりしており、香りと食味が良く、早生品種として評価されました。

こうして見ると、ブルーベリーの品種改良は、ただ新しい品種を作っていたわけではありません。

「もっと大きな実を」
「もっとおいしく」
「もっと早く収穫できるように」
「もっと多くの人に楽しんでもらえるように」

そんな先人たちの長い努力の積み重ねが、今私たちが食べているブルーベリーにつながっています。

さらに面白いことに、コリンズと同じスタンレー × ウェイマスからは、アーリーブルー(Earliblue)も生まれています。

ひとつの品種から、また次の品種へ。

そして、その先にはさらに多くの品種が生まれ、ブルーベリーの世界は広がっていきました。

宮崎ブルーベリーの杜では、そんな品種の歴史も感じながら、ブルーベリーを味わっていただけたらと思っています😊

そして来年は……

前回ご紹介したルーベルも、いよいよ実をつける予定です。

ルーベルからコリンズへ。
そして、コリンズからさらにその先へ。

次回も、ブルーベリーの歴史を少しずつたどっていきます🫐

#宮崎ブルーベリーの杜
#コリンズ
#Collins
#ルーベル
#温故知新

※この記事は2026年10月時点の記録です。「今年」は2026年、「来年」は2027年を指します。農園での生育や収穫期は、当園の観察に基づくものです。

ブルーベリー品種物語の連載一覧へ →

アーカイブ

PAGE TOP