宮崎ブルーベリーの杜

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2026/10/20 21:28 ~ なし

ブルーベリー品種物語|第7話 おおつぶ星(Ootsububoshi)

ブルーベリーの共通イメージ

写真:当ホームページ「品種」欄の共通イメージです。品種ごとの写真は順次追加します。

🇯🇵 群馬3兄弟、大粒と濃厚さの星。

前回紹介した「あまつぶ星」に続き、
今回は群馬3兄弟の 「おおつぶ星」 です。

おおつぶ星は、群馬県で育成されたブルーベリー品種。

実は1998年に品種登録された、
日本で最初に品種登録されたブルーベリーとしても知られています。

その翌年、1999年には「あまつぶ星」も品種登録されました。

そして、この品種の背景には、
これまでの物語につながる名前があります。

コリンズとコビルに由来する自然交雑実生。

その中から選抜された群馬3兄弟のひとつが、おおつぶ星です。

つまり、これまで紹介してきたコリンズにつながる血統が、日本の群馬で新しい品種へと受け継がれているんですね。🫐

さて、おおつぶ星の特徴は、その名前にもある 「大粒」。

群馬県の公式情報では、果実は約2.0g。
果皮がしっかりしていて日持ちが良く、果汁が多く、濃厚な味わいが特徴とされています。

さらに、群馬県による食味分析でも、
「全体的な味わいが強く濃厚」と紹介されています。

前回のあまつぶ星は、甘さが引き立つ食べやすい品種。

それに対して、おおつぶ星は、
酸味も含めた、しっかりとした味わいを楽しむ品種といえそうです。

群馬県のキャッチコピーは、

「酸いも 甘いも 濃厚も 三ツ星満点 夏の味」

この「濃厚」を担当するのが、おおつぶ星なんですね😊

ただし、ここでひとつ正直なお話。

私たちの農園でも、おおつぶ星を育てていますが、実はまだ、味についてはっきり語れるほどの記憶がありません。

4本植えたうち、3本が枯れてしまい、現在残っているのは1本。

この1本を大切に育てながら、果実の大きさ、甘味と酸味のバランス、果汁の多さ、そして本当に「濃厚」と感じる味なのか。

これから、自分たちの舌で確かめていきたいと思います。

群馬県で評価されている味が、宮崎の環境で育った果実ではどう感じられるのか。

それも、品種を育てる楽しみのひとつです。🫐

次回は――

「はやばや星」

群馬3兄弟の最後のひとつ。
名前の通り、収穫時期が早い品種です。

同じ兄弟でも、味も、収穫時期も、育ち方も違う。

ブルーベリーの品種物語、まだまだ続きます。😊

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#群馬3兄弟
#温故知新

【系譜についての補足】
自然交雑実生からの選抜のため、種子親・花粉親の正確な組合せは特定されていません。コリンズ・コビルは種子源の候補として紹介しています。「群馬3兄弟」は3品種の愛称です。同父母の交配組合せを確認した意味ではありません。

※この記事は2026年10月時点の記録です。「今年」は2026年、「来年」は2027年を指します。農園での生育や収穫期は、当園の観察に基づくものです。

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