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2026/10/20 21:28 ~ なし

写真:当ホームページ「品種」欄の共通イメージです。品種ごとの写真は順次追加します。
🇯🇵 群馬3兄弟、最後を飾るのは「早生の星」。
前回の「おおつぶ星」、その前の「あまつぶ星」に続いて、今回は群馬3兄弟の最後の品種、
「はやばや星」です。
はやばや星は、群馬県で育成され、2004年に品種登録されたノーザンハイブッシュ系のブルーベリー。
その誕生には、これまで紹介してきた「コリンズ」と「コビル」が関わっています。
この2品種に由来する自然交雑実生から選抜された、日本生まれの品種です。
つまり、今回もルーベルからコリンズへと続く、初期のブルーベリー育種の歴史につながっています。🫐
さて、「はやばや星」という名前。
実は、その名の通り、収穫時期の早さが特徴です。
群馬県の案内では、収穫時期は6月下旬~7月上旬。
育成時の研究では、コリンズよりも収穫最盛期が早く、大粒で酸味がやや強い品種として評価されました。
そして、もうひとつ面白いのが「味」。
群馬県のG-アナライズ&PRチームによる分析では、
🍇 あまつぶ星:酸味が控えめで甘さが引き立つ
🍇 おおつぶ星:味わいが強く濃厚
🍇 はやばや星:甘さが控えめで、酸味が際立つすっきり味
と、3兄弟それぞれの個性が紹介されています。
特にはやばや星は、クエン酸の含有量が豊富という分析結果も。
ブルーベリーは、甘ければ甘いほど美味しいというわけではありません。
甘味と酸味のバランス、香り、果汁の多さなど、品種ごとに違った美味しさがあります。
はやばや星は、そんな爽やかな甘酸っぱさを楽しむ品種なのかもしれません。😊
さて、私たちの農園ではどうでしょう?
群馬3兄弟をそれぞれ4本ずつ導入しましたが、
🫐 あまつぶ星:4本中2本が残存
🫐 おおつぶ星:4本中1本が残存
🫐 はやばや星:4本中4本が残存!
なんと、はやばや星は4本とも元気に育っています。
同じ群馬県生まれの品種でも、宮崎での生育にはこれだけ違いが出ています。
もちろん、これだけで宮崎の暑さに強い品種だと断定することはできません。
でも、実際に育ててみると、品種ごとの個性が見えてくるのは本当に面白いですね。
そして、これから確かめたいのは、宮崎での収穫時期と味わい。
群馬では早生品種ですが、宮崎ではパトリオットやスパルタン、プルなどの早生品種と比べて、どの時期に収穫できるのか。
さらに、群馬県が評価する爽やかな酸味を、私たちの農園でも感じられるのか。
これからも観察していきたいと思います。
これで群馬3兄弟の紹介はひと区切り。
アメリカで始まったブルーベリーの育種の歴史が、日本でも新しい品種を生み出している。
そんな物語を感じていただけたでしょうか?
さて、次回は再びアメリカの品種へ。
「パトリオット(Patriot)」
アーリーブルーと野生ローブッシュの血統を受け継ぐ、早生品種です。
ここからアーリーブルーの血を引く品種たちへと、新しい物語が始まります。😊🫐
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#はやばや星
#群馬3兄弟
#温故知新
【系譜についての補足】
自然交雑実生からの選抜のため、種子親・花粉親の正確な組合せは特定されていません。コリンズ・コビルは種子源の候補として紹介しています。「群馬3兄弟」は3品種の愛称です。同父母の交配組合せを確認した意味ではありません。
※この記事は2026年10月時点の記録です。「今年」は2026年、「来年」は2027年を指します。農園での生育や収穫期は、当園の観察に基づくものです。