宮崎ブルーベリーの杜

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2026/10/20 21:28 ~ なし

ブルーベリー品種物語|第6話 あまつぶ星(Amatsububoshi)

ブルーベリーの共通イメージ

写真:当ホームページ「品種」欄の共通イメージです。品種ごとの写真は順次追加します。

🇯🇵 ルーベルの血、日本へ。

これまで紹介してきたアメリカを中心に受け継がれたブルーベリーの育種の歴史。
今回は少し舞台を変えて、日本で生まれた品種のお話です。

今回紹介するのは、「あまつぶ星」。

群馬県で育成されたブルーベリー品種です。

そして、ここでもこれまでの物語につながります。

あまつぶ星は、コリンズとコビルに由来する自然交雑実生の中から選抜された品種。

つまり――

🫐 ルーベル
 ↓
🫐 コリンズ
 ↓
🇯🇵 あまつぶ星

と、ルーベルにつながる血統が、日本の地でも受け継がれているんです。

※正確には、コリンズとコビルの自然交雑実生から選抜された品種であり、コリンズとの直接交配で生まれたわけではありません。

そして、あまつぶ星には、
「おおつぶ星」「はやばや星」という兄弟がいます。

いわゆる 群馬3兄弟です。

群馬県による食味分析では、

✔ はやばや星:酸味が際立つ、すっきり味
✔ おおつぶ星:味わいが強く、濃厚
✔ あまつぶ星:酸味が控えめで、甘さが引き立つ

という、それぞれの個性が紹介されています。

群馬県のキャッチコピーは、

「酸いも 甘いも 濃厚も 三ツ星満点 夏の味」

3品種それぞれの味わいを表現した、面白い言葉ですね😊

さらに2024年には、群馬県庁32階の「YAMATOYA COFFEE 32」で、群馬県育成の3品種を使ったスイーツやドリンクも登場しました。🫐🍰

ブルーベリーは、品種を育てるだけでなく、品種ごとの味の違いを知り、その個性をスイーツに生かすところまで広がっています。

そして2026年も、群馬県は県育成ブルーベリーのブランド化に取り組んでいます。

アメリカで生まれたブルーベリーの育種の流れが、日本の群馬で新たな品種へ。

こうしてたどると、ブルーベリーの歴史は本当に面白いですね。

さて、私たちの農園でも、あまつぶ星を育てています。

4本植え、4年目から実をつけてくれました。

ただ、コガネムシの食害等で2本が枯れてしまい、現在残っているのは2本。

日本生まれの品種が、宮崎の環境でどのように育っていくのか。
私たち自身も、まだまだ観察している途中です。

次回は――

「おおつぶ星」

名前の通り大粒なのか?
そして、群馬県が評価する「濃厚な味わい」とは?

群馬3兄弟の物語、続きます。🫐

#宮崎ブルーベリーの杜
#あまつぶ星
#群馬3兄弟
#ブルーベリー品種
#温故知新

【系譜についての補足】
自然交雑実生からの選抜のため、種子親・花粉親の正確な組合せは特定されていません。コリンズ・コビルは種子源の候補として紹介しています。「群馬3兄弟」は3品種の愛称です。同父母の交配組合せを確認した意味ではありません。

※この記事は2026年10月時点の記録です。「今年」は2026年、「来年」は2027年を指します。農園での生育や収穫期は、当園の観察に基づくものです。

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