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2026/10/20 21:27 ~ なし

写真:当ホームページ「品種」欄の共通イメージです。品種ごとの写真は順次追加します。
ブルーレイの次は、
「エリザベス(Elizabeth)」です。
エリザベスは、1966年にニュージャージーで発表された、歴史あるノーザンハイブッシュ。
親は、
「Katharine × Jersey」 × Scammell
とされています。
ここでも、Jerseyの名前が登場します。
ルーベルから始まった古い血統が、
Jersey、Stanleyなどを経て、
さらに次の品種へ。
ブルーベリーの品種をたどっていくと、
まるで大きな家系図のようにつながっていきます。
そして、エリザベスの大きな魅力は、
なんといっても「食味」。
中粒〜大粒くらいの果実で、
甘酸っぱいバランスがよく、
すっきりとした甘さ。
そして特に印象的なのが、
なんとも言えない良い香り。
果実も硬く、
品質の良い品種として評価されています。
ところが――
育てる側からすると、
ちょっと難しい。
「苗の時も気を使うし、実を多くつけると、年々弱っていく。」
そんな傾向を感じています。
宮崎ブルーベリーの杜でも、
当初10本を導入しましたが、
現在残っているのは3本。
まだまだ実をたくさん採ることより、
木を大きくして、樹勢を維持することを優先しています。
エリザベスは、
収穫量をどんどん増やす品種というより、
「無理をさせず、
樹勢を見ながら育てる。」
そんな付き合い方が必要なのかもしれません。
そしてもう一つ面白いのが、
その収穫時期。
ノーザンハイブッシュの中ではかなりの晩生。
ブリジッタやチャンドラーよりも遅く、
レイトブルーの少し前。
宮崎では6月末〜7月上旬頃が食べ頃になる、
貴重な晩生品種です。
育てるのは難しい。
でも、
その先に待っているのは、
「風味がとても良い」と感じられる果実。
だからこそ、
残った3本を大切に育てています。
まだまだ、この品種とは
付き合い方を探している途中。
いつか木がしっかり育って、
エリザベス本来の味を
たくさんの方に楽しんでもらえるように。
そんな日を楽しみにしています😊🫐
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※この記事は2026年10月時点の記録です。「今年」は2026年、「来年」は2027年を指します。農園での生育や収穫期は、当園の観察に基づくものです。